2015.9.9 | カテゴリ:サイモントン療法 , ブログ
ヒットラーがヒットラーである事を信頼する
皆さん、こんにちは。沖縄の心理薬剤師の野原貴子です。
本日もこのブログに来て頂きありがとうございます。
日常というのは慌ただしく過ぎて行きますね〜っていきなりですが、^^;
先週、県外に居る娘達が夏休みで戻ってきました。
その週は仕事も極力控えて娘達と一緒にいる時間を優先しましたが、帰った後にあれもやればよかった、これもやれば良かったと
母親ならではの「やってあげたい病」が心にわき起こってきます。^^;
そんな自分を愛おしく思いながらそのタイミングでしか出来なかった事を振り返り、次回に帰省して来たときのためにとっておこうと、楽しんで待つ事にしています。
娘達の自立を目の当たりにして頼もしく思えたり、まだまだひよっこだな〜と微笑ましく、ちょっぴり安心したり。。^^
県外で一人暮らしをすることによって不自由さや自由さが見え隠れする娘達ですが、親に感謝の言葉や自分の寂しさを素直に言ってくれることにこちらも感謝です。←親ばかですね〜。
先日の患者さんのAさんも大学生の娘さんが夏休みで帰省しているとのことでした。
Aさんは娘さんに「もっと私の事を思いやって欲しい、彼女の態度にがっかりした。」と言う思いがありました。
自身が思い描いた娘さんの言動が理想に添ってなかったようです。
私たちは相手が誰であれ、相手に過剰な期待を持ってしまいます。特に病氣を患っている時にはそう思いがちです。
そして期待とおりにいかないと、裏切られた、がっかりした、大切にされていない、と信じてしまいます。
この気持ちは辛いですね。苦しいですね。
今このような状況、このような気持ちを持っているならば、他にも考えがある、ということに目を向けてみて下さい。
「自分の思い描いた通りの言動を娘は(相手は)しないけれど、彼女なりに(相手なりに)私のことを思っている(愛している)」
「娘は娘の思い描いた人生を歩んでいる」「私の好きな言動はしないが彼女なりの愛情表現をしている」
何をどう考えるか、信頼するかは貴方の自由です。
貴方にとって良いと思うものに目を思考を向けて下さい。
先のAさんもこの話しだけで笑顔になり帰って行かれました。
自分でなにをどう考えるか、信頼するか決めた様です。^^
私が「サイモントン療法のベーシックプログラム・伊豆」参加した時に講師から「ヒットラーがヒットラーであることを信頼する」と言う言葉を教えて頂きました。
その後の私にとってとても役に立つ言葉になりました。
皆さんはどう考えますか? この言葉の意味。。
答えは11月の『サイモントン療法ベーシックセミナー・伊豆』を受講されるときっと自分自身でわかるはずです。
http://simontonjapan.com/basic-program/
是非、皆さん、サイモントン療法ベーシックプログラムへご参加下さいませ。
たくさんの気づきが待っていると思います。
では、今日も一日笑顔でマインドフルに。。^^