2015.10.3 | カテゴリ:ブログ
昔好きだったもの。。
みなさん、おはようございます。沖縄の心理薬剤師の野原貴子です。^^
本日もこのブログへ来て頂きありがとうございます。
秋ですね〜。って言っても沖縄は連日の猛暑日で8月並みだそうですよ。
朝は少し涼しい風が吹きますが、日中は相変わらず車のハンドルがあっちっちです。^^;
それでも季節の変わりは確実に来ていて、スーパーなどでは県外から入荷してきた秋の味覚が店頭に並び、
食べることが大好きな私はこの時期は心躍ります。^^
先日、患者さんと好きな食べ物の話しをしていたのですが、
「昔はなんでも食べよったよ〜。でも今は食べないさぁ〜。昔は柿が好きだったよ。」
私も柿は大好きです。しかもトロトロの熟しすぎるくらいのやわらかいものが好き。
それを言うと、「私はリンゴくらいの固さがいいさぁ。でも今は食べれないから。。
昔は秋が大好きだったけど今は好きじゃないなぁ〜。」
と、寂しそうな笑顔。
「どうして、食べれないの?」
「だって、柿は身体冷やすから駄目って息子に言われて、そのうちに歯が悪くなってどうせ食べれないなら
治さんでも良いかなって思って放っといてる。だから食べれない。」
息子さんに聞くと「癌になってから身体を冷やすものは避けさせてる。柿ぐらい食べなくても平気でしょ。」
患者さんにしてみれば、されど柿なのです。
無言の抵抗で歯の治療もしない。
息子さんに話してみると、「言えばいいのに〜、そんなに好きだったら箱ごと買ってくるよ〜。
じゃぁ、まずは歯医者に行くよ。」との声に患者さんはニッコリ。
病氣を患うと、歳を重ねると、自分が弱者になったようで自分の好きなこと、やりたいことを
主張してはいけないと思ったりして、すねたり、無言の抵抗をしたりしますよね。
人間とは不器用な生き物です。認めて欲しいと願う生き物です。かまって欲しいと言えない生き物です。
そして、可愛い、愛おしい生き物です。^^
自分の好きなもの、やりたいこと、言えてますか?
今日も一日笑顔でマインドフルに。。^^