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2015.2.13 | カテゴリ:ブログ , マインドフルネスの話し

マインドフルネス『慈悲瞑想』

蓮の花3

はいた〜い!沖縄のサイモントン療法カウンセラーの野原貴子やいび〜ん。^^
今日も」このブログへ来て頂いてありがとうございます。
 
 
今日の沖縄はとてもいいお天気ですね。。
明け方の雨が空気をスッキリさせてくれたようです。
 
 
去年の10月にマインドフルネスの研修会を受講したことは以前にこのブログに書かせた貰いましてが、その時に教えて頂いたものに『慈悲瞑想』というのがありました。
 
その時の私は「慈悲瞑想」って???
?マーク一杯の私に講師の先生が「慈悲」という言葉の意味から穏やかな声で説明してくれました。
 
慈とは、「人の幸せや喜びが増えることを願う心」
 
悲とは、「人の悩み苦しみが減ることを願う心」    なのだそうです。 そして、
 
四無量心:慈・悲・喜・捨 ⇒仏教において育むべき4つの心
 
 
「慈悲瞑想」の意義
 自分自身の経験に基づくいつものパターンが出て来た時、それに気づいてとめることが出来ても、また何度もそのパターンは出て来てしまいます。
その根本を断ち切るためには、それに代わる新しいパターンを養う必要があります。
仏教では、自分自身のパターンを断ち切る新しいパターンとして上記4つの心を涵養(かんよう)します。
 
 
「慈悲瞑想」の仕方 
慈悲は、すべての人や対象に送ることができますが、初めに自分自身に対して行います。
次に大切な人、生きとし生けるもの、と広げていきます。
更に、自分が嫌いな人を、自分を嫌っている人へと関心を向けていきます。
人によっては得意な対象、苦手な対象が在るかもしれませんが、どんな人も具体的にイメージして、しっかりと念じることで効果が現れてきます。
 
 
この時、そのように思うことが、憚られることもあるかもしれません。ただ思うだけでいいのに、思うことと実際に行うことを混同(フュージョン)してしまうことは、誰にでもあることです。なぜそれが難しいのか、少し内省してみてもいいでしょう。その上で、瞑想の間は、しっかりとイメージしそう思えるようなあらゆるイメージを駆使しながら、しっかりと心に念じます。
 
 
その時の文言としては
「私は幸せでありますように。」
「私の悩み苦しみがなくなりますように。」
「私の願い事が叶えられますように。」
「私の人生が優しさで満たされますように。」
「私は幸せでありますように。」
 
まずはこの言葉でどのような感情が出て来てもそれはそれとして置いといて言葉とそこから生まれるイメージに感情を向けながら、次の言葉を言っていきます。
 
 
「私は〜」の部分を「私の親しい人々が〜」に置き換えて先の5つの文言を言ってみます。
そして、次に「生きとし生けるものが〜」、「私の嫌いな人々が〜」、「私を嫌っている人々が〜」と置き換えて3回づつ言ってみます。
 
始める前と終わった後での感情の変化はどうでしょう。。
 
様々な感情が生まれるでしょう。
ただ、言葉を唱えるだけなのにそれに共なった見たく無い感情が出て来るかもしれません。
そのような感情も優しく包んであげます。
 
今の時代は、人に無条件に温かい心を配られる力が求められる時代と言えます。
マインドフルネスの効果を日常生活に活かすために、慈悲の心は不可欠です。
ぜひ、練習してみて下さい。
では、今日も良い一日を。。^^

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